「もしかして、私ってHSP気質なのかも・・・」
そう思ったときに本を読んで、「もっと知識を深めたい」と考える方も多いのではないでしょうか?
インターネットでも様々な情報を得ることができますが、本のほうが内容が充実しているので私は好きです。
脳にも定着しやすいので、「あれ?なんだっけ」ということも少なくなります。
内容を忘れても、いつでも読み返せますからね。
パラっとめくって読める本は、悩んでいる人にとって強い味方です。
そこで、HSPについていろいろ学んできた私が、HSP気質で悩んでいる人に読んでほしいオススメの本をご紹介します。
敏感すぎて生きづらい人が明日からラクになれる本
私がHSP気質がどのようなものなのかまず簡単に知りたいときは、
私が初めて買ったHSP気質についての本です。
どうしてこの本を購入したのか、どのような内容なのかをまとめてみました。
私がこの本を購入した理由
わたしがHSPについて知ったのは2017年の夏ごろでした。
そこでHSPに関するブログを見ていると、多くの人がこの本をオススメしていたのです。
ちょうど新刊が発売された時期というのもあったんだと思います。
まだHSPについて詳しくなかった私は、
どんな内容なのか気になる・・・
すぐに本屋で中身をパラパラと見てみました。
イラストつきで読みやすいし、わかりやすい!
すぐにネットで購入しました。
本屋で買わんのかーい!
買って大正解でした。
HSP気質の人にとっては、まるで教科書のような本となっています。
この本の対象読者は?
本のタイトルどおりなのですが、「私って人より敏感すぎない?」と感じている人にオススメです。
HSPについて全く知らなくても、この本を読むことで
これって自分のことじゃん!
ちなみに家族や友達にHSP気質の人がいる場合の接し方も書いてあります。
HSPと関わりのあるすべての人に読んでもらいたい一冊です。
ちなみに本の冒頭にマンガが6ページ掲載されているのですが、自分に当てはまりすぎてビックリしました。
イラストがとても多く使用されているので、
本を読んだら眠くなるよ~
という人でも楽しく読むことができます。
ほかのHSP関連の本とはなにが違うの?
HSP関連の書籍は探してみると意外とたくさんあります。
本屋さんでも何種類か並んでいたので迷いました。
ほかの書籍も読んでみたのですが、やはりこの本が一番合っているなと感じたのです。
その理由は、
- 簡潔で読みやすい
- イラストが多い
- 対処方法がわかりやすい
- 何度も読み返せる
何度もお伝えしているように、とにかく読みやすいのが一番の大きなポイントです。
「読みやすすぎて本じゃない」
という意見もあるようですが、敏感な自分に悩み落ち込んでいるときに、文字だけの長文の文章を読むのは結構ツライです。
もっと深く内容を読み込みたいという人にとっては、別の書籍のほうがいいかもしれません。
「HSPで悩んだときにすぐに読める本」を探している人にはピッタリの書籍です。
どのような内容なの?
HSP気質とはどういうものなのか、がわかりやすく書かれています。
「HSPについて知っているよ!」という人でも、さらに理解を深めることが可能です。
HSPのセルフチェックや、HSPの人の共通点など、自分がHSP気質なのかを知ることができます。
- 心の”境界線”が薄い
- 疲れやすい
- 刺激に敏感
- 人の影響を受けやすい
- 自己否定が強い
- 直観力がある
これらがHSP気質の人の共通項目のようです。
ちなみに私は全部当てはまりました。
HSP気質の人の特徴とは
HSPの人が陥りやすいケースとその対処法が、この本には書かれています。
「うん、あるある」とうなづきながら、自分の体験談と照らし合わせることができるんです。
本当は全部紹介したいのですができないので、「これもHSPだからなの?」と私が驚いたことをご紹介します。
片づけができない
「いま、ここ」にあることに集中できない傾向があるHSP。
掃除をしてもすぐ気が散ってしまうため、継続できないそうです。
目の前のことに集中したり、気を配ることが、全体的に不得意なのです。
たしかに、掃除中に気が散ってしまうことがよくあるかも。
でも私はどちらかというと、掃除を実行できないタイプですね。
集中できない以前に、実行することができません。
これもHSPだからなのかな~。
(私がなまけものだという可能性もあり)
掃除をしない理由にはしたくないけど、心の奥で隠れている「やりたくない!」という気持ちが強すぎるのかも。
うーん、掃除しよう。
時間を守れない
HSP気質の人は、時間がギリギリになるかか遅れてしまう傾向があります。
幼いころからの「こうしなけばならない」という強迫感情があるため、よけいな時間を費やしてしまうからなんだそうです。
さらに、
遅刻癖は「先送り」や「引き伸ばし」癖と結びついています。
思い込みや過去の失敗から、自分へのダメ出しを続けているからなんだそう。
私は会社に通勤しているときは、いつも出勤時間ギリギリでした。
早く行かなくてはいけないことはわかっているのに、行動が伴わないんですよね。
高校はJRで通っていたのですが、JRの出発時間に間に合わず、祖父に学校まで送ってもらうこともありました。
車で往復1時間の距離だったので、いまとなっては本当に申し訳なく思っています…
ちゃんと反省したまえ!
この先延ばし癖は、いまも直っていません。
(本当は直したいのが本音……)
他人の影響を受けすぎる
「他人の影響を受けすぎる」ことは、HSPにとっては大きな悩みです。
友達が少ない人が多いのも、他人の影響を受けることで人間関係に疲れてしまうという要因があります。
1人でいることを好み、自分の世界にいると元気が出てきます。1人でいるほうがじっくり考えたりすることができて楽しめるのです。
私も友達が少ないことを寂しく感じることもありますが、それ以上に1人のほうがラクと感じることが多いです。
1人の時間を楽しめるのも、内向的な性格だからこそだと思っています。
ただ大勢の中だと孤独を感じてしまうため、人目がある中での1人は苦痛に感じることが多いです。
外向的・活動的で人と接することを楽しめる「リア充」な人たちに囲まれると疎外感を感じてしまうものの、嫌われたくなくて相手につい合わせてしまう自分に罪悪感や劣等感を抱いてしまいます。
外向的な人が苦手なわけではないけど、相手に合わせてしまうので疲れやすい傾向にあります。
パワフルなエネルギーが満ち溢れているので、自分のエネルギーも引き上げなくてはいけないからです。
そのため同じ内向的な人のほうが、話してて心地よい場合が多いかもしれません。
こんなことをいうとますます友達がいなくなりそうですが、自分のことだから受け止めるしかないと感じています。
「理解してくれる人が一人でもいれば十分」、と思えるくらい器が大きい人間になりたい。(願望)
相手の感情に左右される
HSPは他人の感情に振り回されやすいです。
「自分軸」で生きることが大切なのはわかっていても、どうしても「他人軸」で行動してしまいがちです。
空気を読むことも得意なので、自然と周りの人たち合わせる能力が備わっています。
HSPには事前に情報が知らされていなくても、複数の人が集まる場に入ると、その場の雰囲気やいる人の表情などから事前にどんな会話がされていたか察知する能力を持っています。
私は、人の感情にかなり左右されます。
とくに「悲しみ」や「怒り」という感情に敏感です。
知らない人が怒られて落ち込んでいるのを見ると、同じように気分が落ち込んでしまいます。
人の感情を読み取れることには、メリットもデメリットもあります。
いつも愚痴ばかりだったり、マイナス感情が強すぎる人とは、できるだけ距離を取ったほうがいいかもしれません。
仕事を頑張りすぎる傾向にある
HSPは、仕事内容や職場でも問題を抱えやすいことが多いです。
- 結果を出そうと頑張りすぎる
- 仕事を頼まれると断れない
- 今の仕事に向いていない気がする
- 小さなミスに激しく動揺する
私はいまは会社員ではありませんが、会社で働いていたときは「こういうことよくあったな」と感じました。
HSPに完璧主義者が多いのは、ミスしたときのリスクを考えすぎていることも影響しています。
「失敗したら怒られる」という恐怖心から、ミスが無いように何度も時間をかけて確認をしてしまうことも。
仕事は正確でも、スピードが遅ければ効率は悪くなってしまいます。
私がそのタイプなのですが、いまはチェックする時間を決めるようにしています。
「この時間までに確認して完成させる」と目標を決めることで、グダグダと先延ばしする癖も解消できるようになってきたよ。
健康や食事が影響している場合も
HSPは、健康や食事に関する悩みを抱えてしまう人も多いようです。
食事をしたあと体調が悪くなる、電磁波に敏感になるという症状が出ることもあるんだとか。
私はこれらの症状はないけど、寝つきはかなり悪い。布団に入ってから、いろいろ考えごとをしてしまい眠れなくなるんだよね。
さらに、私は朝がこわい症候群です。
(勝手に名づけました。笑)
寝つけない原因となっているのは、自律神経のバランスが乱れているのも原因の一つのようです。
眠れないことで、しっかりと脳が休めていないから、カラダが疲れやすくなってしまいます。
HSPは人一倍疲れやすいので、疲れを感じたらゆっくり休息することも大切です。
HSPは個性のひとつです
周りに合わせながら生活しているため、いつも窮屈さを感じてしまうHSP。
つねにストレスを抱えています。
わかっていても直せない自分が悲しくなってきます。
でも大切なことは、性質を直さず自分を認めることなんだそう。
とにかく自分を否定せず、もっと理解するようにしよう。
このように生きづらさを感じてしまうHSPですが、HSPを個性としてとらえることが大切です。
自分がどのような気質なのかを理解することで、上手く逃げ道をつくることが可能になります。
この本のタイトルにあるように、「ラクになれる」ことを意識しながら、ぜひ読んでみてくださいね。
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