こんにちは。
ブロガー兼ココナラWebライターのしょうこと申します。
みなさんは、文章を書いたり、人に何かを伝えたりするのは好きですか?
人前で話したり面と向かって何かを伝えるのは苦手だけど、文章なら自分の伝えたいことを臆せず表現しやすい、という方も多いのではないでしょうか。
或いは、仕事や趣味、プライベートで得た知識や経験を、他の人に伝えるお仕事をしてみたい方もいると思います。
私も人に教えたり伝えたりするのが好きだけど、面と向かっては苦手なので、文章なら好きなだけ伝えられる、と思いブロガーやライターのお仕事を副業に選びました。
文章を書く職業には、どのような仕事があって、どのような勉強をすればなれるのでしょうか。
今回は、そんな「文章で何かを伝える仕事」をピックアップして紹介します。
文章を書く仕事がしたい人におすすめの職業5選
まずは、以下に文章を書く職業と職務内容についてまとめました。
Webライター
Web上に掲載する文章を作成するお仕事です。
作成する文章は個人ブログから企業の公式サイトに載せる広告記事、ニュースサイトのコラム記事など様々。
初心者はまず個人サイトの記事を書くお仕事がメインになるでしょう。
報酬は文字単価で表されることが多いです。
初心者のうちは文字単価も安く、0.5円~高くても2~3円。
健康・医療やプログラミングなど、専門性の高い記事の作成であれば文字単価10~20円くらいになることもあるようです。
セールスライター
セールスライターとは商品やサービスを売るための文章を書く仕事のことで、ダイレクトメール、セールスレターやWeb上の広告記事などを作成します。
Web上の広告記事はWebライターでも書くことがあるので、一部職務内容が重複する部分もありますが基本的には守備範囲が異なります。
報酬は1案件数千円から高いもので数万円くらいに上ります。
成果がダイレクトに商品の売上に直結するので、“売れる文章”を書かなければならないプレッシャーがある一方で、その分やり甲斐も大きく感じやすいお仕事だと思います。
コピーライター
広告のキャッチコピーを考えるお仕事です。
数百~数千文字の長い文章を書くWebライターやセールスライターと違って、「一言で目を引く言葉」を考えるのがコピーライターの仕事。
限られた文字数の中でターゲットの心を掴まなければならないので、物事を簡潔かつ的確に伝えるスキルが必要です。
シナリオライター
映画やドラマ、劇やドキュメンタリーなどの台詞や構成を考えるお仕事です。
物語作家と似たようなお仕事になるでしょうか。
事実を述べる他の仕事と違って、フィクションの世界を作り出すお仕事なので、豊かな発想力が求められます。ゲームのシナリオですと、最近はプレイヤーの選択によって結末が大きく変わる仕様のものも多く、設定に矛盾がないように構成を考えなければならないので、物事を時系列に沿って論理的に考える力も必要になります。
ただ物語が書ければ良いかと言うとそうでもなく、脚本特有の書き方があるためシナリオライターとしての専門的な知識・スキルが必要です。
少し難しそうですが、自分の書いたシナリオがテレビやゲームなどの作品になったらとても嬉しく、やり甲斐も生まれますね!
流石に初心者がいきなりゲームや映画のシナリオは難しいと思いますが、
個人の在宅ワーカーはYouTuberの配信する動画の原稿の仕事が多く、1件数千円でやり取りされているようです。
作家
作家、というと「いやいや、本を書くなんてそんな大それたこと…!」と思うかもしれませんが、最近は個人でも比較的簡単に本を出版することができます。
従来であれば、本を出すには出版社に売り込んで気に入られないと個人が本を出版することは難しく、仮にできたとしても売れなかった場合大量の在庫を抱え大損する可能性もありました。
しかし、電子書籍ならば在庫を持つ必要はないため少なくとも損をすることはありません。
Kindle出版ならば、アカウントを作って必要事項を入力、原稿データをアップロードするだけで電子書籍を出版できます。審査はありますが、それほど難しい審査ではないようです。
コストはロイヤリティ(販売価格の35%または70%)のみ。売れた時のみコストが発生する仕組みのため初期投資の必要がなく、初心者でも始めやすいお仕事です。
ライター業務をしたい人がスキルを身につけるには?
未経験からライティングのスキルを身につけるためには、どのような学習方法があるのでしょうか。下記に挙げてみました。
ブログやSNSを運用する
ライター業務においては、どの職種でも限られた文字数で商品やサービスの魅力などを伝えなければなりません。
ダラダラと長い文章では結局何が言いたいのかわからず、読み手も飽きてしまいます。
TwitterやインスタグラムなどのSNSでは、1つの投稿に使える文字数が限られているため、伝えたいことを限られた文字数で簡潔に伝える訓練になります。
特にコピーライターの場合は短い文章で人を惹きつけるお仕事なので、Twitter運用との相性は抜群です。
ブログやSNSに広告を載せ、本文中で商品やサービスの紹介をすれば、“売れる文章”を書く練習にもなりますし、その成果は自分自身の広告収入に直結するので一石二鳥。
Webライターは記事をGoogleなどの検索結果の上位に表示させるためのSEO対策のスキルも求められますので、自分のブログを育てアクセス数を増やすことがWebライターとしての修行と言えると思います。
ライター育成講座を受講する
ライティングについて学ぶ講座は多数用意されています。
オンラインで学べるものも多く手軽に学習できますが、有料の講座はかなり高額なので(半年で10万前後)、まずは無料で受けられる基礎講座を試してみると良いでしょう。
以下に、代表的なライター育成講座(無料講座あり)を2つピックアップしました。
Schoo
生配信型の無料オンライン講座です。
Webライティングだけでなく、マーケティングやプログラミング、お金や自己啓発など、様々な学びを得られるコンテンツがたくさんあります。
生配信が見られない方は、月額980円の有料会員になればアーカイブを視聴することが可能です。
Udemy
動画購入タイプのオンライン学習サイトです。
1度動画を買ってしまえば何度でも復習できますし、月額利用料を払ったのに結局利用せず無駄にしてしまった、ということがありません。
動画は時々セールもしているのでうまく利用すればお得に学ぶことができます。
書籍で勉強する
比較的安価で、手軽に学べる方法です。
電子書籍なら、スマホだけあれば外出先でも勉強できますね!
おすすめの本としてよく挙げられているものをピックアップしましたので、自分のなりたい職業向けの本を読んでみてはいかがでしょうか。
【Webライター向け】
【セールスライター・コピーライター向け】
【シナリオライター向け】
文章や言葉で表現する仕事 まとめ
文章や言葉を使った職業をご紹介してきました。
ライター業の人気が非常に高いせいか、ライター育成講座は受講料が非常に高額です。
まずは本を1冊買って勉強し、それに基づいて自分のブログやSNSで実践してみる学び方がおすすめです。実践の過程で生まれた記事や投稿は、後に仕事を始める際のポートフォリオとしても使えます。
もし、学びが足りないと感じる場合は、UdemyやSchooで自分が学びたい項目のみ学習した方が効率良く学べそうです。
ライター業は自分の作ったものが“文章”という形で作品として残り、世の中に配信され多くの人の目に触れるのでとてもやり甲斐のあるお仕事です。
ぜひチャレンジしてみてくださいね!