内向型やHSP気質な人が仕事が辛くなってしまう理由とは?少しでも働きづらさを解消しよう

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先日、私が勤めていた職場の女性が退社しました。

理由は、周りの上司や同僚と上手くなじめなかったからだそうです。

私が働いていた店舗とは別だったので、私自身もそんなに関りがなかったのですが、悩んでいたのかなと考えるととても切ないです・・・。

内向型の人は、周りの人に相談することが得意ではありません。

ツラくても周囲に合わせなきゃと無理をしてしまうことも多いです。それがだんだんと積み重なってしまい、限界に達してしまいます。

私も同じ経験の持ち主なので気持ちはよくわかります。上司や同僚に気を使いすぎて、自律神経失調症になってしまいました。身体も精神もボロボロになってしまったのです。

普段は健康体で不調を感じることはほとんど無かったので、もしかしたら限界を感じていたのかもしれません。

さやみみ

「会社を辞めなきゃ治らないよ」と精神科の先生にいわれました……

私も含め、内向型な性格のため働き方で悩んでいる人はたくさんいます。「ツラいなら辞めたらいい」というのは簡単ですが、同じことを繰り返してしまっては意味がありません。

そこでこの記事では、HSP気質や内向型の人の仕事が続かない理由についてまとめました。原因は何なのかを知ることで、いま働いている職場でも前向きな気持ちになってもらえたら嬉しいです。

目次

内向型&HSP気質の人が仕事が続かない理由

エネルギーが内向きに循環している内向型と、周囲の刺激に敏感なHSP気質。

日常生活でも生きづらさを感じているという方も多いのではないでしょうか?

それは会社で働いているときも同じ。普通の人よりも働きづらさを感じてしまうのです。

  • 仕事に慣れるまで時間がかかる
  • 誰かに見られていると集中できない
  • 仕事でのプレッシャーを感じやすい
  • さまざまな問題を抱え込んでしまう
  • 問題点や不備などに気づくため、気づかない同僚よりも仕事が遅くなる
  • 「いまの仕事は自分に合っているの人か?」といった、心の違和感がある

このように様々な外部の刺激に耐えられなくなってしまい、仕事を続けることがツラくなってしまいます。

たとえ続けていたとしても、「生活するため」と我慢して働いている人も多いのが現状です。

さやみみ

私は仕事にやりがいを感じていたけど、人間関係や周りのプレッシャーなどで日々神経をすり減らしていたな・・・

内向型に限ったことではないかもしれませんが、内向型の人の多くは毎日ストレスを抱えながら仕事をこなしているのです。

内向型・HSPはどのような環境だと働きやすいのか

内向型・HSPが「働きづらさ」を感じないためには、次のような原因が生まれない環境であることが好ましいです。

  • 自分のペースで進められる
  • 期日や締め切りがない
  • 仕切りなどで人の目が気にならない
  • 電話や騒音など気になる音がない

このような環境が用意されていれば、働きづらさは改善されます。

ただ会社勤めである以上、これらの原因を全てを解消することはなかなか難しいです。ひとつも当てはまらない場合も多いのではないでしょうか。

さやみみ

こんな天国みたいな環境、なかなかないよね

内向型・HSP気質を理解してくれる会社は少ないため、自分で職場の環境に合わせる必要があります。

ただフリーランスならすべての環境を解消することが可能です。だからといって、急に会社を辞めてフリーランスになるという決断はなかなか難しいですよね。

HSPは接客や営業に向いていないの?

HSPや内向的な人は、営業や接客の仕事は向いていないという声を聞きますが、本当にそうなのでしょうか?

私はHSPなのでたくさんの人と接することは苦手ですが、接客業の仕事をしていました。

お客さまと話すことが楽しくて、天職なのかもしれないと思ったことも。

仕事後はどっと疲れを感じていましたが、得られるものは大きかったと感じています。

「この仕事は向いてない」と最初から決めつけてしまうと仕事の幅を狭めてしまいます。

ただ仕事に慣れるまでには時間がかかるので、途中で挫折してしまう場合も多いです。それではその仕事の良さがわかりません。

慣れるまでの期間は苦痛かもしれませんが、大きい山を乗り越えることで新しい世界が見えてくることもあります。

もしかしたら、いまの仕事が適職なのかも

この仕事が自分に合っているかどうかは、働いてみないとわからない場合が多いです。

私と同じく内向型な同僚は、上司に毎日怒られていつもトイレで泣いていました。

当時はまだ20代前半だったので、ツラいならほかに転職することもできたと思います。でも彼女は、「私なんか転職できるわけない」と、10年以上も同じ会社で働いています。

現在もたまには怒られることもあるそうですが、仕事にも慣れてスタッフにも信頼されるようになりました。

コツコツと仕事を続けるチカラがあるということだけでも素晴らしいことですし、ツラくてもそれをバネに頑張っている姿はだれよりも輝いていました。

私よりも年下なのですが、本当に尊敬する人のひとりです。

最初は「私にはこの仕事は向いていない」と思うことはよくあることです。でも働き続けることで、この仕事は適職だったと気づけることもあります。

まずは続けてみることが大切。

もし3年以上働いても毎日ツラいなら、ほかの働き方を考えてみるのもひとつの手かもしれませんね。

現在の仕事に向いているのかチェックしてみよう

ハッピー

働いている会社が自分に合っているかがわからないんだけど?

いまの仕事が合っているのかというのは、自分ではわかりづらいですよね。

周りの評価などで判断してしまう場合も多く、自分の気持ちを後回しにしてしまうことも。

いまの仕事が適職なのかを確認するためには、まずは自分の心に問いかけてみてください。

  • いまの仕事にやりがいを感じていますか?
  • その仕事をこの先ずっと続けると考えたとき後悔しない自信はありますか?
  • どのようにすれば仕事が楽しくなると思いますか?

このように自分の心と対話するのです。

「人に合わせるのはツラいけど、仕事中の私は生き生きしている」

「少しづつだけど仕事ができるようになって、働きやすくなってきたかも」

「仕事内容はツラいけど、周りの人がやさしくフォローしてくれる」

働いているときは嫌な感情しか出てこないかもしれませんが、まっさらな状態で考えてみると気づいていなかった良い部分を発見できるかもしれません。

人は悪い部分だけを気にしてしまいがちですが、良い部分も必ずあるはずです。(よっぽどのブラック企業でなければ・・・)

内向型・HSPだからと働きづらさを環境のせいにしても何も解決しません。自分がどうして毎日ツラいのかその理由を把握して、しっかりと現状を受け止めなくてはいけないのです。

自分に合っていないからと仕事を辞めることは簡単。でも自分が働きづらい原因は何なのかがわかっていないと同じことでまた悩んでしまいます。

もし辞めたとしたら自分はどのような環境で働きたいのかを理解しておくことが必要です。

HSPの強みを活かして働き方を選択する

「内向型・HSPだから働きづらさを感じるんだ」と思うかもしれませんが、内向型やHSPには素晴らしい能力があります。

  • 豊かな想像力
  • 直観やひらめき
  • 鋭い感受性
  • 人の気持ちがわかる
  • 慎重で丁寧

HSPには、このような生まれ持った素晴らしい能力がたくさんあるのです。

この強みを仕事に活かさなければもったいないです。

たとえ働きやすい環境ではなかったとしても、HSPは能力を発揮することができます。

HSP気質の人でも、バリバリのキャリアウーマンだっているんです。

「私はHSPだから……」と仕事の幅を狭めるのではなく、自分の好きなことや特技を活かせる仕事を選ぶことが大切。

会社勤めが難しいなら在宅でできる仕事を探してみるなど、自分らしい働き方を追求してみましょう。

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この記事を書いた人

内向的な性格で、最近自分がHSPだということを知りました。働くことが大好きなのに、働きづらさを感じてしまう。この状況を打破するために、自分らしい働き方を追求しています。現在はwebライター&ブロガーとして活動中です。

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