遅刻癖を直したいけど時間を守れない、時間にルーズになる人の心理とは?

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決められた時間に絶対遅れない人、時間にルーズな人。

時間についてのタイプはこの2つに分かれます。

人と交わす「約束の時間」というものは、今後の信頼関係に関わってくるほど大切な約束です。

社会人となると、仕事において時間が守る事ができないと「仕事ができない人」というレッテルを貼られることでしょう。

時間に厳格な人からすれば、なぜ時間を守ることができないのか不思議でなりません。

今回の記事では、「時間に遅れたくないのになぜか遅刻してしまう人」をテーマに挙げ、その心理状態を覗きながら改善方法を紹介していきます。

さやみみ

今回も心理カウンセラー「ちぃみ」さんにお話しを伺いました!

目次

時間を守ることができないんです…

さやみみ

小さいころから遅刻癖があって、約束の時間を守ることができません。友達と会うときもたいてい遅刻してしまいます。

ハッピー

学生時代は本当にいろいろな人に迷惑をかけていたよね。時間にルーズすぎて、だらしない人だと思われがちだもんね。

さやみみ

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 だらしないというのも自覚しています。HSP気質で刺激に敏感だから、何を行動するにもストレスに感じてしまっているのかもしれません。

ちいみさん

ご相談ありがとうございます。 時間が守れない人は早く行動することが当たり前な人には理解されないことが多いですよね。ただ、できないにも理由があるんです。遅刻するときにはどのような心理が働いているのか、詳しくお伝えしていきます。

時間にルーズな人は2パターンにわかれる

時間を守る事ができない人には2つのパターンがあります。

まずひとつめは、性格的なものです。

「少しくらいなら遅れてもいいかな」と甘い考えから時間にルーズな人が存在します。

もうひとつは、時間に遅れたくないのになぜか遅刻してしまう人です。

この2つのパターンを踏まえて、時間を守れない人のケースを見ていきましょう。

①時間を把握することが苦手な人

遅刻したくないのに遅刻してしまうタイプの人は、ひとつの物事にどれくらい時間がかかるのかを把握できていないことが多いです。

例えば、自分が朝起きてから出勤するまでにどれくらいの時間がかかっているのか、ご飯を食べ終わるのにどれくらいの時間をかけているのか等を把握できていません。

よって、気づいたら約束の時間をオーバーしていた、気づいたときにはもうすでに遅れていた、という結果になってしまいます。

つねに時間に対して意識をしていない人は、こういった失敗が良く起こります。

時間に厳格な人は、前日からすでに明日のことを頭の中でイメージしています。

何時に起きて、何時に家を出て、というプランを作る習慣が身についているので時間に遅れないことが当たり前になっています。

ですが、普段からこういったことを意識していない人は約束の時間に遅れやすい傾向にあるのです。

のんびり屋さんタイプですね。

こういったタイプの人はまず自分の行動に、だいたいどのくらいの時間を要するのかを知る必要があります。

その上で時間配分をして、行動を開始する時間を決めることから始めてみるのがベストです。

さやみみ

私は「この時間に家を出れば間に合う!」と、ギリギリの時間を設定してしまうから遅刻してしまうんですよね。わかっていても身体と心が拒否してきます。笑

②朝起きることが困難で遅刻してしまう人

ストレスは遅刻の原因にもなります。

ストレス状態が続くと、良質な睡眠がとれず早起きすることが困難になってくることがあります。

こういったケースでは、朝寝坊してしまい、仕事や友達との約束の時間に遅刻してしまうということに繋がっていきます。

ストレスが原因で遅刻してしまったり、朝起きることができない場合は、まず身体と心の疲れを取る必要があります。

時間に追われない日を確保し、ゆったりと過ごせる時間を作りましょう。

自然に触れることはリラクゼーション効果があり、ストレス軽減に役立つので休日にはオススメです。

最近良質な睡眠がとれていないかも、と思う方はぜひお試しください。

さやみみ

ストレスでの遅刻はよくあるけど、楽しみにしているものまで遅刻しがちなのは、そこまでの過程にストレスを感じてしまうからなのかもね。

③時間に対する価値観の違い

身近な例でお話させていただきますと、私の父親は営業マンでとても時間に厳格な人であり、家族でお出かけする時に「10時に家を出る」と決まっていたら、必ず10分前には準備を済ませ外で待っていました。

逆に私の夫の家庭では、両親が自営業ということもあり、時間に追われるような環境ではなかったそうです。

お出かけする時も「そろそろ行こうかな」となってから準備を開始する、といった感じです。

時間に対してまったく間逆の環境で育った私たちは、時間のことで本当によく喧嘩していました。

約束の時間10分前には準備バッチリにしていたい私と、出かける時間10分前から準備を始める夫。

この時間の差によくイライラしていました。

そして夫からしても「なんでそんなに急ぐのかわからない」といった感じで、時間に関してはいまだに私たちはかみ合いません。

ですが、どちらも悪気はありません。

ただ、時間に対する価値観が異なるだけです。

ちいみさん

これで毎回遅刻してしまうのなら考えものですが、案外間に合ったりするので最近は黙っている事にしました(笑)

といったように、育った環境から時間に対する価値観は人それぞれに大きく異なっています。

もし「少々時間に遅れても大丈夫だ」と言われながら育っていれば、大人になってからも時間に対してルーズになってしまうかもしれません。

さやみみ

私も実家が自営業だから、あまり時間に縛られていないのかも。残業するのも最初は当たり前だと思っていたし、育った環境もあるのかも。

さいごに

「時間を守ることができない」にはさまざまなタイプがありますが、ここで挙げたタイプの人に共通して言えるのは誰しも「時間に遅れても平気だ」と考えているわけではないということです。

中には「少しくらいなら遅れてもいいや」と考えている人もいることでしょう。ですがそれは性格的なものであって、本人の意識改革で改善できます。

そうでなく「遅れたくないのに遅刻してしまう」という人は、普段から時計を見る習慣をつけてみてください。

時間を意識して過ごすと時間と上手に付き合えるようになります。

かと言って、あまり時間に対して敏感になりすぎてしまうと逆にストレスを感じてしまうので「人を待たせない程度」に時間を守っていけるようになることが理想です。

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この記事を書いた人

内向的な性格で、最近自分がHSPだということを知りました。働くことが大好きなのに、働きづらさを感じてしまう。この状況を打破するために、自分らしい働き方を追求しています。現在はwebライター&ブロガーとして活動中です。

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