自分が内向型HSPだと知ってから、ぼっち飯の抵抗が少なくなりました。
ぼっち飯とは、ひとりぼっちでご飯を食べに行くことです。
これだけ聞くと「寂しくない?」と思われるかもしれませんが、意外と楽しいんですよ。
女子たちとオシャレランチに行くなら、私はぼっち飯を選びます。
だってひとりのほうがラクなんだもん。
そこでこの記事では、内向型HSPが楽しめるぼっち飯のススメをお伝えします。
一人でごはんを食べるのは寂しい?
] 一人でごはん?寂しい人間だと思われるから絶対にイヤ!!
このように感じる人は多いかもしれません。
男性ならまだしも、女性の場合だと少し抵抗がありますよね。
私も昔は、「一人で外食なんて無理!」と思っていました。
でも一人で一度行ってみると、意外と楽しく食事することができます。
一人でいることが寂しいというイメージが世間ではありますが、一人でいる人は本当に寂しいと感じているのでしょうか?
もちろん「寂しいなぁ」と感じている人もいるかもしれません。
でも、中には一人の時間を楽しんでいる人もいるのです。
自分が思っているよりも周りは気にしていない
HSPは、とても敏感で繊細な性格です。
人の目も非常に気になります。
しかも周りの空気を読み取れるため、HSPにとってぼっち飯はかなりハードルが高いと感じるかもしれません。
食事中も周りの視線が気になってしまいます。
でも、どれだけ自分が心配しても、周りの人は全く気にしていません。
みんな目的は食べることだし、知らない人のことを気にしている余裕なんて無いのです。
知っている人に会ったときは少し恥ずかしくなりますが、飲食店はたくさんあるので、ほとんど会うことはありません。
私の住んでいるところは田舎ですが、会ったとしても今までに1〜2回です。
そこまで心配する必要は無さそうですね。
ぼっち飯をすすめる理由
私の内向型の友達は、一人では外食することができません。
一人で食べるくらいなら、ごはんを食べないほうがマシだと言っていました。
もちろん価値観は人それぞれですが、私はもったいないなと感じます。
ぼっち飯は、思っているより楽しいよって!
もちろん強制してもツラくなるだけなので、無理には勧めません。
私がなぜぼっち飯を勧めたいのかその理由についてお話ししていきます。
食べたいものを食べられる
ほかの人の食べたいものを優先して、自分が行きたいお店を我慢したことはありませんか?
自分が食べたいものを言っても、「それはイヤ!」と断わられて落ち込んだ経験は無いでしょうか?
ぼっち飯は、他人の意見を気にせず、好きなものを食べることができます。
同じお店ばかりになる可能性もありますが、それでも自分の好きに従うことが大切です。
自分のペースで食べられる
- ゆっくり食べたいのに、早く食べることを急かされる
- 急いでいるのに、相手にペースを乱される
HSPは、相手の食べるタイミングやスピードに合わせなきゃと考えてしまいます。
一人なら、何も考える必要がありません。
マイペースに食事をすることができます。
気楽に食事ができる
友達と話しながら食事するのも楽しいですが、HSPの場合は疲れを感じてしまうことも。
一人なら余計なことを心配せずに、食べることに集中できるので、気持ちがラクです。
誰かと一緒にごはんを食べることを息苦しく感じたら、一人の時間をつくることをおすすめします。
自分と向き合う時間がつくれる
毎日忙しくてなかなか自分と向き合う時間をつくれない人も多いはず。
食事の時間くらいは、ホッと一息ついてみませんか?
一人の時間をつくると、いろいろなアイデアが思いつくこともあります。
自分のことよりも相手のことを考えてしまうHSPは、食事のときくらいは自分を労わってあげてもよいかもしれませんね。
ぼっち飯の始め方
「ぼっち飯がおすすめだよ!」とは言っても、なかなか踏み出せない人も多いと思います。
そこで、ぼっち飯の始め方をご紹介します。
一人が気にならないお店へ行く
一人だと寂しいと感じる人は、一人の人が多い店へ行きましょう。
牛丼屋、ラーメン屋といった、カウンターが多いお店は一人でも入りやすいです。
小さなカフェも、意外と一人で来ている人がいるので狙い目です。
まずは、一人でも人の目が気にならないお店を選びましょう。
混雑しない時間帯を選ぶ
お客さんが多いと、HSPは刺激を感じてしまいます。落ち着いて食事ができなくなるのは困りますよね。
それならお店が混雑していない時間帯を選びましょう。
10時〜12時、15時〜18時くらいは、どこのお店も比較的空いています。
知っている人に会いたくない場合は、時間をずらすのがおすすめです。
一人専門のお店へ行く
最近では一人でも入りやすいお店が続々と出店しています。
私は焼肉屋だけは、まだ一人で行けていないのですが、東京や大阪などの都会では一人専門の焼肉屋さんがあります。
私も行ってみましたが、快適でしたね。何も考えなくていいので。
田舎ではまだあまり見かけませんが、これからはお一人様でも楽しめるお店が増えそうな予感がします。
もし近くに一人専門のお店があれば、ぜひ試してみてくださいね。
ぼっち飯で自己肯定感を上げよう
一人でごはんを食べるのが恥ずかしいと考える人が多いですが、一人で行動できるようになると視野が広がります。
一人で行動できたという自信もつくので、自己肯定感が低い人には強くおすすめしたいです。
もちろん、いつも一緒に行く家族や友達がいて、楽しい時間を作れているなら問題はありません。
でも、たまには一人の時間をつくると、気持ちが落ち着きます。
いろいろなことに疲れたときは、ぼっち飯に挑戦してみませんか?
好きなときに、好きな場所で、好きなモノを楽しみましょう!