みなさんは、「ズボラ」という言葉にどのような印象を持っているでしょうか?
「おおざっぱに作業する人?」
「何でも適当にこなす人?」
少なくても、あまりよいイメージではありませんよね。
ただ私は、内向型HSPの人こそ取り入れるべきだと考えています。
完璧を目指しすぎる人ほど、毎日極度に疲労しています。
気づいたときには、身体も心もボロボロになってしまうということも。
そうならないためにも、適度に「ズボラ」になることが必要です。
私と一緒にズボラゆる活をしてみませんか?
ズボラとは
「ズボラ飯」という言葉が世間には浸透していますが、ズボラとはいったいどういうことなのでしょうか?
調べてみました。
[名・形動]行動・性格がだらしのないこと。また、そのさまやそのような人。
出典元:goo辞書
ズボラ = だらしない人だそうです。
ズボラという言葉自体に少し可愛さを感じるので、「だらしない」とストレートに言われるとなんだかショック……。
自分で調べたのにね
ズボラ飯なんて、直訳すると「だらしない飯」ですよ。
言い方が違うだけでこんなに印象が変わってしまいます。
「だらしない」という言葉によいイメージがある人なんてほとんどいないのではないでしょうか。
「だらしない」と周りに思われたくないというプレッシャーが自分を追い詰めることも
「だらしない」と言われたいと思っている人はいません。
他人から「だらしない人だね」と言われたら、誰だってイラっとしてしまうでしょう。
たとえ正論だったとしても、人から言われると傷つくんだよね。
人はだらしないことは悪だと思っています。
だから、できる限り世間の常識に合わせようとするのです。
「しっかりしなくてはいけない!」
周りの空気に合わせながら、毎日を過ごさなくてはいけません。
このプレッシャーが、気づかぬうちに自分を苦しめてしまうこともあるのです。
「完璧」だけを目指すと身体と心はボロボロに……
私は小さいころから、ズボラ人間でした。
何かあると「めんどくさい」が口癖になっています。
ただそれは自宅にいるときや、気が知れた人と一緒にいるときだけです。
部活や仕事はいつも全力投球でした。
好きなことには一心不乱に取り組むタイプなんですよね。
社会人になってから私は「責任感があるしっかりした人」と認識されるようになりました。
そういえば、履歴書に自分の特徴を「責任感が強く、何事も最後まで取り組む性格」って書いていたな~
実際、履歴書に書いたくらいだから、仕事はその通り完璧にこなしていました。(自分調べ)
ホントかよ!
ただ仕事中は集中しているので、あまり気にしていなかったのですが、仕事が終わったあとの疲れが尋常じゃないくらい襲ってきました。
毎朝「会社、行きたくない」状態でした。
(ちゃんと行きはしましたが…)
オンオフの反動があからさまに凄かったです。
仕事から帰ると、いつも家の中でゴロゴロしていました。
そうしないと体力と精神力が回復しないからです。
親には「毎日ゴロゴロしていて暇でいいな」と言われていましたね。
疲れがとれないと言っても理解してもらえなかったな。しょうがないけど。
でも無理は身体にも心にもよくありません。
自分の身は自分で守らなくてはいけないのです。
頑張りすぎな人ほどズボラになってみよう!
私はHSP(超敏感気質)なので、ほかの人よりも疲れやすいのもあるかもしれません。
それに、仕事は真面目に取り組むなんて当たり前のことです。
仕事が終わって、疲れを感じない人なんてほぼいないでしょう。
だから、頑張りすぎな人こそ、「ズボラゆる活」をしたほうがよいと感じています。
私の考える「ズボラゆる活」とは、適度に手を抜くことです。
「やらなくてはいけないこと」に対して適度に手を抜きながら、ゆるゆると毎日を過ごすことです
1日中気を張っていると、精神的にも病んでしまいます。
たとえば家事の場合、好きな人はとくに負担を感じないかもしれませんが、苦手な人もいるし、めんどうに感じている人もいます。
私は苦手だし、めんどうだと思っている
「主婦なんだから家事をこなすのは当たり前だ!」と言われることもあるけど、私の場合は夫とは話し合って「無理のない範囲」で行うことに決めています。
もう常識にとらわれる必要はないんじゃないかな?
何でも自分で完璧にこなすという時代でもなくなってきているような気がします。
できないことは人に任せることもできるし、いまは時短簡単にできる食品やグッズも増えているので、有効活用することも大切ですね。
自分がやるべきことに集中するためにも、嫌なことには時間をかけないことが賢いやり方だと思っています。
たまにはダラダラ過ごしてみてもいいじゃない?
私の中には「完璧主義」と「ズボラ」が共存しています。
無理しすぎて自律神経失調症になったことはありますが、うつ病までには発展しませんでした。
そこには「ズボラ力」があったからだと思っています。
「だらしない」という言葉はたしかに嫌な印象を受けますが、適度に力を抜くことは大切なことです。
だから私は「ズボラゆる活」を推奨しています。
毎日の「これをやらなきゃ!」を開放するのです。
料理だって掃除だって、手を抜くことができます。
フライパンで焼くだけの料理キットや、お掃除の便利グッズだってたくさんあります。
1日は24時間しかありません。時間は有限です。
自分が好きなことを優先する権利だってあります。
効率的な時間を過ごすためにも、もっとゆるゆると生活してみましょう!
頑張りすぎるのはもうやめよう!
日本人は働きすぎます。
自宅にいても、じーっとしていることに罪悪感を感じてしまう人も多いはず。
ダラダラ過ごす自分を受け入れる覚悟も必要です。
頑張らない「ズボラゆる活」をしてみませんか?