「アドバイス」って「おせっかい」なの?内向型HSPの視点で考えてみた

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困っている人を見ると、ついおせっかいをしたくなってしまいませんか?

アドバイスがおせっかいになり相手に嫌がられる、なんて経験もあるかもしれませんね。

思いやりもおせっかいも、相手がいるからこそ成立します。

この2つの何が違うのかというと、相手の捉え方です。

「余計なお世話だ!」と思われればおせっかいだし、

「この人、私のことを考えてくれてる」と伝われば思いやりだし。

人間の感情というのは、なかなか難しいものです。

この記事では、アドバイスなどをして「おせっかい」と普段からいわれてしまう人が、ついやってしまいがちな行動を私の経験を元にご紹介します。

「おせっかいは悪なのか」について一緒に考えてみましょう。

目次

おせっかいは嫌われる!?

「おせっかい」という言葉にネガティブなイメージがあります。

おせっかいをされて嬉しいと思う人はあまりいないのではないでしょうか?

でも、おせっかいをしている人はその言動をおせっかいだとは思っていません。

相手のことを思っているからこそ何かをしてあげたくなるのです。

ただ相手のためにと思ったことが裏目にでてしまうことも。

人によってもおせっかいと感じるかどうかは変わってきます。

とくに求めていないアドバイスについては否定的な意見が多くて、これがおせっかいにも繋がってしまうんですよね。

自分が知っていることや、上から目線でいわれることを面白くないと感じてしまうのが人間の性です。

相手には悪気がないとしても、やはり面白くないと捉えてしまうのが正直なところかもしれません。

アドバイスはおせっかい?

私は相手にアドバイスして失敗をしたことがあります。

しかもそれが相手の逆鱗に触れてしまいました。

さやみみ

何年か前の話しだけど、当時はかなりショックだったな……。でも失敗を糧にすることも大事だよね。私の経験が教訓になれば嬉しいです。

アメブロでいろいろなブログを見ていたとき、ある人のブログに目が留まりました。内容自体は詳しく覚えていないのですが、悩んでいたようなので励ますためにコメントをしてみました。

曖昧な記憶を辿ると

「自分のペースでゆっくり進んでいけば、きっと良いことがあるはずです。一緒に頑張っていきましょう」

というような内容のコメントだったと思います。

一見何気ない応援メッセージのようにも感じますが、人によって捉え方は様々です。自分では励ましのつもりだったのですが、結果的に「求められていないアドバイス」になっていたのかもしれません。

ハッピー

なんか上から目線だもんね

知らないうちに相手の気持ちを不快にしていた

何日かしてコメントの返信を確認しようとしたのですが、なぜかコメントが削除されていました。

不思議に思ってその方のブログを見ていると、「求めていないアドバイスはいらない」といったタイトルのブログ記事が更新されていました。

名前は書かれていませんでしたが、完全に私のことです。

内容をまとめると

「求めていないアドバイスをされた。悩んでいても自分の力で解決するし、相談するなら尊敬している○○さんにアドバイスをもらうわ!本当、余計なおせっかいは不要」

という感じでした。

私は良かれと思って書き込みしたつもりだったのですが、相手はおせっかいだと思っていたのです。

私はそのとき深く反省しました・・・。

自分が良いと感じているのは、「エゴ」であって、自己中心的な考えだった。
自分の思いを相手に押しつけることで、相手を不快な気持ちにさせてしまう。

自分の思っている「良い」が相手にとっての「良い」ではないことを、この件で痛感しました。

信頼関係のアリ・ナシで状況は変わっていたかも

相手の方にはメッセージを送って、謝罪ともうブログにはいかないことをお約束して何とか和解しました。

正直いうとこの件で、ブログを更新することも怖くなったし、コメントなどで交流することもできなくなりました。しばらく更新は続けていたのですが、気持ちをリフレッシュするためにいまはアメブロをお休みしています。

何がダメだったのか。私はとことん考えました。

もちろん求められていないアドバイスはしないことも大切ですが、信頼関係を築いてない人にアドバイスをするのは気をつけたほうがいいと思いました。

「おまえ誰だよ!?」という人のアドバイスは相手に不信感を与える場合もあります。

私はその方とは気が合いそうだと思い安易にコメントをしてしまったのですが、それが裏目に出てしまったようです。せめて何度かやり取りをしている関係だったら、また違ったのかもしれません。

さやみみ

ネット上だとさらに怪しさ倍増だよね。今後十分に気をつけます。(猛省)

HSPはおせっかいになりやすい!?

内向型HSPの私ですが、なぜおせっかいになってしまうのかを考えてみました。

HSP気質には「直感が鋭い」「物事に敏感」「共感力に優れている」といった特徴があります。

そのため相手の言動や考えを瞬時にキャッチし、「こうしたほうがいいよ!」とアドバイスをしたくなってしまうのです。

私は内向型でもあるので誰にでもアドアイスをするわけではありませんが、身内にはすぐに口出ししたくなります。

だから、夫や両親にはいつも「うるさい!」と怒られてしまいます。

さやみみ

HSPだからなのか、いろいろなことに気づいてしまうんだよね。

HSPが必ずしもおせっかいということではありませんが、その素質は十分にあると思っても良いかもしれません。

おせっかいは偽善者なのか?

私は相手が良くなることを考えながら発言しているつもりです。

でもいろいろ考えた結果、おせっかいな行為はもしかしたら偽善なのかもしれないという思うようになりました。

相手のことを思って行動したことが、相手に嫌な思いをさせてしまう。

それは本当に相手のことを思っているからではなく、

  • 私はあなたより知識があるんだよ
  • 悩んでいる人を助けている自分って凄くない
  • 人からの感謝されることが快感になっている

という自己満足感や自己肯定感などが、心の中にあるのかもしれません。

でも、自己満足感や自己肯定感は人間なら誰にでもある感情です。

どんなに思いやりがある行動でも、人が動くのは自分に利益がある場合が多いです。

それなら自分の気持ちにを尊重しながらも、相手を気遣った行動がしたいですよね。

深く考えすぎず、思い立ったらすぐに行動してもいいのかも。

もしかしたら、おせっかいは偽善者なのかもしれない。

でも、それで救われる人がいるのなら私は偽善者として生きていきたい。

ハッピー

でも相手が嫌がることはやめたほうがいいね!

さやみみ

そうだね…。おせっかいはほどほどにしなきゃ。でもまた繰り返しそう。

困っている人を助けたいという気持ちは忘れない

「おせっかいはよくないことだから、言いたいことがあっても黙っていよう」

「困っている人がいるけど放っておこう」

と考えてしまうことも多いと思います。

でももしかしたら、自分から助けを求められない人もいるかもしれない。

そう考えると、もしかしたらおせっかいなくらいがちょうどいいのかもしれません。

私は内向型ですが困っている人を放っておけないタイプです。知らない人でも困っていたら声をかけることがあります。

でもネット上のアドバイスについては、求められてなければ極力控えたほうがいいかもしれませんね。お互いの顔も見えていないし、信頼関係が築けていないとトラブルに繋がりやすいです。

困っている人を助けたいと気持ちを忘れずに、ほどよいおせっかいを目指しましょう。

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この記事を書いた人

内向的な性格で、最近自分がHSPだということを知りました。働くことが大好きなのに、働きづらさを感じてしまう。この状況を打破するために、自分らしい働き方を追求しています。現在はwebライター&ブロガーとして活動中です。

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